中国輸入で商品が手元に届くまでにどんな費用がかかるのかを解説します。
特に経費は削減したいのでおすすめの快速船便の利用法と関税の自動引き落としについて。
中国から商品が手元に届くまでの費用
中国から日本に商品が届くまでにかかる費用は下記になります。
- 仕入れ代金
- 商品買い付けの代行手数料
- 国際送料
- 関税
- 輸入消費税
- 地方消費税
このうち中国の代行会社へ支払うのが、下記の3点になります。
- 仕入れ代金
- 商品買い付けの代行手数料
- 国際送料
日本側で商品が手元に到着したときに代引きで支払うのが下記の3点になります。
- 関税
- 輸入消費税
- 地方消費税
となります。
多くの代行会社は日本の銀行口座を持っているので、国内送金になるので、非常にスピーディーでかかる経費も少ないです。
できれば、中国側で商品を検品してもらったり、きれいな袋に入れ替えてもらったりしたいですね。
検品代金も自給でいうと200円~300円程度になります。
この検品費用はできるだけ払って検品してもらいましょう。
日本に商品が到着して不良品があった場合、中国へ輸送する費用が非常に高くかかります。
中国側で商品があるうちに検品をしてもらい、良品を日本へ送ってもらいましょう。
国際送料が安くなる快速船便を使おう
快速船便とは通常の船便よりも日本への到着が早く、航空便よりも費用が安いのが特徴です。
快速船便を利用するには商品の総重量が100Kg以上あると輸送できます。
100Kgもの商品を注文しようと思ったらかなりの量を注文しないといけないように思われますが、意外とすぐに100Kgの注文になります。
代行会社で検品が終了し段ボールに梱包すると総重量をはかって連絡をくれますので、100Kgを超えるようでしたら商品到着に少し時間はかかりますが(7日程度)、快速船便を使って経費を削減しましょう。
快速船便の関税の支払いは、商品が港に到着し税関を通過してからファックスで請求書が送られ、支払い完了後にドアまで届けてくれます。
NACCSを使って関税を自動引き落とし
NACCSというのは、Nippon Automated Cargo and Port Consolidated Systemの略で、貿易にまつわる様々な手続きをオンラインで処理するシステムです。
特に私が使っているのは、関税や輸入消費税などの費用を商品受け取り時に運送会社へ代引きという形で支払うのですが、NACCSに登録することで銀行口座より自動引き落としになります。
しかも1度に立替手数料800円と代引き手数料500円とその消費税104円の合計1,404円かかる費用が免除されるので、経費削減にもなります。
但し、航空便のみの適用で、船便ではこの自動引き落としは使えません。
国際物流では、輸出入の通関手続きだけでなく、動物や植物の検疫手続き、厚生労働省検疫所で行われる食品の輸出入手続き、さらには日本に入出国する船舶や飛行機の入出港手続きなど、行政機関、民間企業の間でさまざまな手続きが行われていますが、NACCSは、税関その他関係行政機関に対する手続、および関連する民間業務を一元的に処理してます。
NACCSがどんな業務・手続きを処理しているのかまとめたので、下の図を見てください。
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